中国にて仮想通貨の全面禁止。仮想通貨市場の今後を分析

中国で仮想通貨が全面禁止。ビットコインは約10%の下落

中国人民銀行は24日、仮想通貨関連のサービスを全面禁止すると発表しました。

参考:Reuters|中国人民銀、仮想通貨を全面禁止 「違法」と位置付け

中国国内での仮想通貨交換業や情報仲介・価格設定サービスを禁止にすることに加えて、国民が中国国外の交換所との取引も禁止にしています。

中国は現在、デジタル人民元の発行準備を進めているため、法定通貨以外の通貨発行・取引を未然に防ぐ目論見です。

これまでの間にも中国では仮想通貨交換所の閉鎖やマイニング、ICOなどに規制をかけており、規制報道のたびに市場に大きな影響を及ぼしています。

今回の仮想通貨禁止の報道によっても仮想通貨市場は全体的に下落し、ビットコインは一時約10%値下がりしています。

 

中国の報道による影響は長期的に続かないと予想

仮想通貨禁止の報道で下落している仮想通貨市場ですが、この影響は一時的な動きであると考えられます。

これまでの中国の仮想通貨規制の報道によって、長期トレンドに影響したケースは多くありません。

例えば2017年9月4日にICOを禁止した際に、今回と同様に市場は一時的に下がっていますが、すぐに価格を戻しました。

たしかに今回のニュースは人民元と仮想通貨の交換が禁止となっており、ICOよりも影響は大きいと考えられますが、2017年当時よりも現在は大口投資家が増えている状況を見ると、今回も値下がりは一時的と予想されます。

 

今後の仮想通貨の値動きを予想

今後の市場の動きを予想するために、ビットコインとイーサリアムのチャートを見てみましょう。

ビットコインは長期的には上昇トレンドですが、4月の高値から引けるレジスタンスラインを超えられるかどうかと、4万1000ドルと3万ドル辺りに引けるサポートラインが注目点です。

中国のニュースによって一時的に下がるも、その後に価格が戻らずレジスタンスラインで反発すれば、短期的に下落トレンドに入る可能性もあります。

4万1000ドルの価格帯にあるサポートラインを超えた場合、さらに下落するケースも考えられますが、3万ドルのラインをブレイクせず、その直前で反発すると考えられます。

 

続いてイーサリアムです。

ビットコイン同様に長期的には上昇トレンドですが、直近のサポートラインとして意識されていた3000ドルの価格帯の付近で値動きしている様子が見られます。

それより下がる場合、1800ドルにもサポートラインを引けるところがありますが、この価格帯まで下がり切る可能性は低いでしょう。

より短い時間足のチャートで確認すると、イーサリアムは急高騰している様子であり、このまま3000ドルの水準をブレイクした場合、再び上昇していくと予想されます。

NFT市場でニーズが高まるイーサリアム。今後の行方は?

NFT市場で活発に使用されるイーサリアム

イーサリアムのバーンに関するデータを掲載している「ultrasound.money」によると、Openseaにおいて直近1ヶ月でバーンされたイーサリアムの量は約37,000ETH(約140億6,000万円)でした。

Openseaとは大手NFTプラットフォームの1つであり、イーサリアムのブロックチェーンを使用しています。過去にOpenseaを利用したNFTの出品者には、VRアーティストのせきぐちあいみ氏や、お笑い芸人の西野亮廣氏などがいて、他にも多くの有名人がOpenseaを利用しているのです。

利用者の多いOpenseaで多くのNFTがやり取りされれば、その分だけイーサリアムも多く使用されます。

そしてイーサリアムは8月に実施された「ロンドンアップデート」により、ガス代に基本料金を導入しており、取引ごとに基本料金分がバーンされるので、イーサリアムの総発行量は徐々に減少。そのため、このままNFTのブームが続けば、バーンされるイーサリアムの量は増えていくので、受給のバランスによってイーサリアムは値上がりする可能性があります。

ただしNFT事業に参入しているブロックチェーンはイーサリアムだけではありません。

例えばバイナンススマートチェーン(BinanceSmartChain)やソラナ(Solana)・フロウ(Flow)・カルダノ(Cardano)・ポリゴン(Polygon)・コスモス(Cosmos)、アバランチ(Avalanche)など数多くのブロックチェーンがあるため、いずれかが台頭してイーサリアムを超える未来もあるかもしれません。

 

イーサリアムの値動きはどうなるか

NFTのブームにより、多くのイーサリアムが取り扱われていることを説明しましたが、今後のイーサリアムの値動きはどうなるのでしょうか。

チャートを見ながら値動きを分析してみましょう。

7月後半に安値を付けて以降、上昇トレンドを継続していましたが、直近でトレンドラインをブレイクする様子が見られています。しかし、より短い時間足で確認すると少しずつ上昇を続けており、安値も切り上がっていますので、まだ上昇トレンド中であると判断できるでしょう。

なお、3,000ドル辺りがサポートラインとして意識されていると思われる価格帯であり、ここを割れば下落トレンドに切り替わる恐れがあります。

長期的にはまだ値上がりを続けると考えられますが、サポートラインを超えてくるかどうかは注意した方が良さそうです。

参考:ultrasound.money

相互運用性を目指すポルカドット(DOT)。その概要と値動きを解説

ポルカドット(DOT)とは

ポルカドットとは、複数のブロックチェーンをつなげることを目的としたプロジェクトであり、同時にそのブロックチェーンの名称を指します。

現在のブロックチェーンには互換性がないため、ブロックチェーンをまたいだ情報のやり取りは不可能。

そこでポルカドットはブロックチェーン同士でのインターオペラビリティ(相互運用性)を持たせようとしているのです。ポルカドットを活用すれば、イーサリアムのアプリケーションをビットコイン上で利用するようなことも可能になります。

 

ポルカドットの値動きについて

ポルカドットの値動きを見てみましょう。

2020年8月に上場し、その時の価格は約2ドルでしたが、その半年後には20倍以上となり、約40ドルにまで高騰しています。

5月半ばには50ドル近くまで上がりましたが、その直後に値下がりしました。2ヶ月近く下落トレンドに入り、7月末に安値を付けて以降は上昇トレンドに転換。現在は35ドルにまで価格を戻しています。

上場から1年立たないうちに大きな値動きを見せた要因は、2021年以降に仮想通貨市場全体の盛り上がりに乗じた点もありますが、NFT専用ブロックチェーン「Efinity」やビットコインの代替トークンを発行できる「PolkaBTC」といったプロジェクトを進めている点も考えられるでしょう。

日本国内でもポルカドットを取り扱っている取引所は増えており、現在ではGMOコインやbitFlyer、そして9月にはSBI VCトレードにも上場しました。

ポルカドットの今後の値動きを予想

インターオペラビリティの実現を目指しつつ、様々なプロジェクトを進めているポルカドットですが、今後の値動きはどうなるのでしょうか。

もう一度チャートを確認してみます。

2021年7月20日に約9ドルと安値を付けて以降、上昇トレンドに転じました。チャートを見ると40ドルあたりが意識されていて、レジスタンスラインを引ける価格帯だと推測されます。同時に現在の上昇トレンドに合わせてトレンドラインを引くと、10月半ばにはレジスタンスラインとトレンドラインが交差するポイントに達するのが分かるでしょう。

それまでの間にレジスタンスラインをブレイクすれば上昇トレンドは継続し、トレンドラインを下抜ければ一時的に上昇トレンドが崩れると分析できます。この1ヶ月間は徐々に値上がりする可能性がありますが、トレンドラインのブレイクするような動きに注視すべきでしょう。

送金に特化したリップル。今後の値動きは?

リップルとは?金融機関の送金に特化した仮想通貨

仮想通貨リップルは金融機関同士のお金のやり取りを円滑にするために発行されました。

リップルを活用すれば、国境を超えた送金をスムーズに実行できます。

従来の送金システムは「SWIFT」と呼ばれるネットワークを利用しなければならず、国内から海外へ送金するのに高い手数料を必要とすることに加えて、着金までの日数もかかるのです。

例えば楽天銀行で国際送金する場合、送金手数料1,000円・円貸送金手数料2,500円・海外中継銀行手数料1,000円・受取銀行手数料(銀行ごとに異なる)を必要とし、着金までには送金日+1~5営業日の日数がかかります。

一方でリップル社のデータによると、リップルの送金速度は3.3秒、送金手数料は0.0004ドルであり、従来の国際送金と大きな差があると分かるでしょう。

 

上昇・下落を繰り返す仮想通貨リップル。今後の値動きは?

それではリップルの値動きを見てみます。

他の仮想通貨同様、リップルも2017年の仮想通貨バブルで大きく値上がりしており、12月に最高値更新しています。

それ以降は下落し、低価格で推移していました。

ところが2020年11月、リップル社による「Sparkトークン」のエアドロップの影響により、再び値上がりしています。

その後はSEC(米国証券取引委員会)による訴訟をきっかけに、再度下落。

SECは「有価証券登録をしていない仮想通貨の売買を通して資金を調達した」として、リップル社の違法性を指摘しました。

裁判の影響により、このまま値下がりし続けるかと懸念されましたが、2021年に入って以降の仮想通貨市場全体の盛り上がりに乗じて、価格は一時上昇しています。

 

それでは今後の値動きはどうなるのでしょうか。

大きなポイントの1つは、SECによる裁判でしょう。

仮にリップル社が敗訴して「仮想通貨リップルは有価証券である」と認められたとして、直ちに取引所での売買禁止となる可能性は低いと考えられますが、リップルの評判を下げることになり、値下がりするケースは想定されます。

反対に裁判で勝訴や和解、もしくはSECによる訴訟の取り下げといった結果になれば、リップルの評判を上げ、価格上昇のきっかけになると思われます。

リップルの値動きを検討する場合、裁判関連のニュースを追っていく必要があるでしょう。

 

参考
楽天銀行|【海外送金】着金までに、どのくらいの日数がかかりますか?
楽天銀行|送金手数料
ripple|How XRP Stacks Up Against Other Digital Assets

イーサリアムとは?これまでの値動きと今後の相場を分析

そもそもイーサリアムとは

イーサリアムは、プログラマー・起業家のヴィタリック・ブテリン氏によって開発された仮想通貨です。イーサリアムのブロックチェーンやプロジェクトを総称して「イーサリアム」と呼ぶこともあります。

2017年に日本国内で仮想通貨がブームになった頃よりビットコインに次いで時価総額の高い銘柄であり、2021年9月現在でもカルダノバイナンスコインを抑えて時価総額は2位。

イーサリアムのブロックチェーンは仮想通貨の決済だけではなく、金融やそれ以外での分野での活用が可能であり、Dappsスマートコントラクトを構築できます。

ブロックチェーンの承認アルゴリズムはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)ですが、プロジェクト通りに開発が進めば、やがてPoS(プルーフ・オブ・ステーク)へ以降される予定です。

 

イーサリアムの値動きを確認・分析

イーサリアムの値動きを日足チャートで確認しましょう。

2017年は仮想通貨バブルの年であり、イーサリアム含めて多くのアルトコインが値上がりしました。

そして2018年1月にバブルが崩壊して徐々に値下がりし、2020年まで低価格で推移しています。

ところが2021年に入ると大きく値上がりし、5月には最高値を更新。

その直後に短期的に下落しますが、9月現在は勢いを取り戻しつつあります。

 

2021年にイーサリアムが値上がりした要因の1つは、DeFi(分散型金融)NFT(非代替性トークン)のブームであると考えられるでしょう。

DeFiとNFTは主にイーサリアムのブロックチェーンが使われており、市場参入者の増加に伴なってイーサリアムの利用者も増加したことで、価格上昇に繋がったと推測されます。

さらに8月4日には、大型アップデート「London(ロンドン)」が実行されました。

このアップデートで重要なポイントの1つは、ガス代(手数料)の基本料金が導入された点です。

これまでイーサリアムは、ガス代の高いトランザクションが優先して処理されていたため、ガス代の乱高下が問題氏されていました。

しかし今回のアップデートでガス代の基本料金が決定され、手数料の予測をしやすくなります。

加えて手数料の一部はバーン(焼却)されるため、イーサリアムのインフレ対策にもなることが想定されているのです。

このようにイーサリアムは多くの活用方法があるだけではなく、プロジェクトの進捗が順調であるため、今後の将来性を期待できます。

 

今後の値動きについては、先程の日足チャートを確認すると長期的に上昇トレンドが続くと想定されます。

短期的な時間足で確認すると、短期・中期移動平均線のいずれも上向きであり、強い上昇トレンドが形成されています。

今後下落局面に入ったとしても、大きな暴落を心配する必要はないと考えられ、下落しても3500ドル辺りで押し目買いになると推測されます。

もしトレンドラインを割ってきたら、短期的に下落トレンドになるケースもあるので、注意が必要でしょう。

取引所Binanceのトークン・BNBの概要と値動きを解説

BNBとは?概要を解説

BNBは2017年6月のICOで誕生した仮想通貨です。

Binance独自のブロックチェーンである「BSC(Binance Smart Chain)」上のトークンであり、取引手数料の支払いやBNB建てのトレード・Binanceにおける少額両替などに使われています。

さらにBinanceでは、BNBを使用することで4年目まで手数料の割引が可能。

1年目は50%割引であり、そこから2年目に25%、3年目に12.5%、4年目に6.75%と割引されていきます。

このようにBNBは通貨としての取引に加えて、Binanceの利用時にも有効活用できるのです。

 

BNBのこれまでの値動き

始めに、これまでのBNBの値動きを確認してみましょう。

2018年の最初に仮想通貨バブルが崩壊した後、多くのアルトコインは低価格で推移し続けました。

BNBも一時は値下がりするも、大きな影響を受けていません。

そして2019年にBinanceはDEX(分散型取引所)や「Binance Launchpad」をローンチしていき、取引所のサービスを増やしていきます。

こうした施策の効果か、BNBは2019年以降に徐々に値上がりしました。

BNBのこれからの値動きは?

続いて2021年からの値動きと、今後の相場について考察します。

2021年にBNBはさらに高騰し、5月には最高値を更新。

おそらく2021年以降のDeFiやNFTブームの影響であると考えられます。

 

それでは今後の価格はどうなるのでしょうか。

BNBの価格を見る際には、やはり取引所であるBinanceの動向がポイントとなってきます。

 

まずBNBは四半期ごとにトークンバーンされており、7月にも1,296,728 BNB(約$393,673,653.52相当)がバーンされました。

定期的なバーンによってBNBの希少性が上がるため、インフレ対策となります。

 

次にBinanceが提供するサービスについて。

上記の通りBinanceのサービス拡充は、BNBの価格にも影響を及ぼす可能性があります。

今後もBinanceの取り組みにより、BNBへの需要が高まるケースも考えられるのです。

 

一方でBinanceは現在、様々な国から警告を受けているため、その影響でサービス内容が縮小する事態も想定されます。

例えば英金融行動監視機構(FCA)はBinanceに対して「金融ライセンスを取得せずに営業している」と指摘しました。

 

同じく日本の金融庁も6月、「無登録で日本の居住者にサービスを提供している」として警告を出しています。

こうした各国の動きによって、もしBinanceのサービスに規制がかかれば、BNBの価格に悪影響を与えるかもしれません。

 

以上のようにBNBの値動きを考察する際はチャートだけではなく、Binanceの動向にも注意が必要です。

仮想通貨カルダノ(ADA)とは?特徴と値動きを考察

カルダノは2021年になってから高騰し、これからアップデートも控えているため、価格上昇を期待されている銘柄の一つです。

しかし、そもそもカルダノがどういう仮想通貨なのか知らない方も多いでしょう。今回はカルダノのこれまでの値動きと今後の値動きについて考察します。

カルダノとは?簡単に説明

カルダノは2017年頃に始めて海外仮想通貨取引所に上場した銘柄です。開発者はカルダノ財団らであり、イーサリアムの開発者でもあるチャールズ・ホスキンソン氏が関わっています。

もともとはブロックチェーンを活用したオンラインカジノ「カルダノ」で利用されていた仮想通貨でしたが、通貨としての役割以外にも多くの機能を揃えていることから、様々な場面での応用が期待されているのです。

その機能のうちの一つが「スマートコントラクト」。

スマートコントラクトは事前にプログラムされた契約を自動執行するシステムであり、イーサリアムのブロックチェーンで利用できることで有名です。

カルダノのブロックチェーン上でもスマートコントラクトを実装する予定であり、実現すれば複雑な契約処理を簡略化できるようになるでしょう。

 

また、カルダノのブロックチェーンで用いられている承認アルゴリズムは「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」。

PoSはブロック生成権を獲得する基準を、「通貨の保有量」にしている特徴があります。そのため、ビットコインなどで用いられるアルゴリズムである「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」のように、大量のエネルギーを必要としません。

 

カルダノのこれまでの値動き

カルダノの特徴を解説したところで、これまでのカルダノの値動きを確認してみます。

こちらは2018年から2020年末までのチャートです。

2018年1月にピークに達し、それ以降は暴落しています。2020年末までは低価格で推移し続けていると分かるでしょう。

 

次に2021年以降のチャートを見てみます。

カルダノは2021年に入るとすぐに高騰し始めました。

一定のレンジで価格が上下している時期もありましたが、5月には最高値を更新。

そして8月後半時点では、5月の最高値をさらに更新しています。

 

カルダノ今後の動き

過去の値動きを振り返ったところで、今後の値動きについて考察してみます。

カルダノは長期・短期のどちらでも明確な上昇トレンドです。短期的には買い圧力が強い状況で、移動平均線も右肩上がりしている状況です。

どこかで調整売りが入ることを懸念されますが、25日には国内取引所「BITPoint」での上場を控えており、その影響で短期的な買いは継続するとも考えられます。

加えて9月には大型アップデート「ALONZO」を控えており、メインネットがローンチされればスマートコントラクトを利用できるようになります。

カルダノ開発企業であるIOHKによれば、このアップデートは9月12日の予定であり、こちらも上昇要因になると想定されます。

以上のことを踏まえると、カルダノの上昇トレンドは今後も継続する可能性があるでしょう。

 

ビットコインの値動きは?2021年後半の相場を考察

2021年前半のビットコインの値動きを振り返る

2021年4月、ビットコインの価格は700万円を超え、史上最高値を更新しました。

 

ところが5月以降、加熱していた市場は徐々に冷めていき、下落局面へと移ります。

2021年前半にビットコインが上昇した要因は複数ありますが、大きな要因はテスラ社のビットコイン購入発表や、PayPal社の仮想通貨決済導入などが挙げられるでしょう。

 

2017年の仮想通貨バブルと比べると、多くの大企業が仮想通貨市場に参入しているため、機関投資家による期待感も高まっていると推測されます。

 

また、2021年5月以降にビットコインが下落した要因は、テスラ社のイーロン・マスク氏の売却宣言や、アメリカの金融緩和縮小(テーパリング)などでしょう。

仮想通貨は大口投資家の動きに左右されやすく、実際にマスク氏の発言により、ビットコインは大きく値動きしている様子が見受けられます。

 

出典:TradingView

今後のビットコインの値動きについて考察

 

それでは、今後ビットコインの価格はどうなるのでしょうか。

値動きに大きく影響を与える可能性のある要素と、チャートの動きから考察してみましょう。

2021年11月にアップデートを控えているビットコイン

ビットコインは11月に「Taproot」と呼ばれる大型アップデートが実施される予定。

 

このアップデートにより、プライバシー強化や取引処理の効率化が期待できます。

Taprootの大きなポイントは、「Schnorr(シュノア)署名」の導入です。

 

今までのビットコインの取引処理では、ブロック内に複数のマイナーの公開鍵を記録する必要がありました。

ところがシュノア署名が導入されれば、ブロックに記録する公開鍵は一つだけで良いため、データの容量を削減できるのです。

 

ブロックチェーンのデータ容量を抑えられれば、取引に必要な手数料を削減することも期待できるため、スケーラビリティ問題の改善にも繋がるでしょう。

ビットコインの日足チャートを確認

次にビットコインのチャートを確認します。

 

出典:TradingView

(黄色:50日MA 赤色:200日MA)

日足チャート上にトレンドラインを引いています。

8月頭にレジスタンスラインを超え、それ以降にサポートラインをブレイクしなければ、上昇トレンド継続を期待できます。

とはいえレジスタンスライン・サポートラインの交差する付近に至るまでは、短期的に下落することもあるでしょう。

ブレイクしたレジスタンスラインを価格が下抜けないかどうかがポイントになると考えられます。

 

また、50日移動平均線および200日移動平均線の動きにも注目です。

この後で50日移動平均線が200日移動平均線を上抜け、ゴールデンクロスを形成すれば、レジサポの交わるところに価格が達する前に上昇すると推測できます。