ドイツ、インド太平洋で軍事プレゼンス拡大へ=軍総監

ドイツ、インド太平洋で軍事プレゼンス拡大へ=軍総監

[ベルリン 31日 ロイター] – ドイツ連邦軍のツォルン総監はロイターのインタビューに応じ、ドイツが中国の大幅な軍備増強を注視しながら、軍艦の派遣や同盟国との演習参加によってインド太平洋地域における軍事的プレゼンスを拡大すると述べた。

ドイツは昨年、約20年ぶりに軍艦をインド太平洋地域に派遣。今月には日米韓など17カ国が参加するオーストラリアでの合同演習に向け、軍用機13機を派遣した。

ツォルン総監は、連邦軍がオーストラリアで来年行われる演習に部隊を派遣する予定で、海軍は2024年にさらに軍艦数隻をインド太平洋地域に派遣すると説明。「このようにして同地域での存在感を高めたい」と述べた。

ドイツが米国と同様に台湾海峡を航行する軍艦を派遣する可能性があるかとの質問に対しては、最高政治レベルで決定される微妙な問題だと回答。「連邦軍の存在によって誰かを挑発するのではなく、同盟国との強い連帯のサインを送りたい」とし、「われわれは航行の自由と国際規範の堅持を支持する」と語った。

また、中国の軍事力はかつて兵士の数で成り立っていたが、今や技術的にも充実してきたとし、「中国軍の大幅な増強を目の当たりにしている」と述べた。