ホンダ、米社とEV用電池開発で締結 次世代電池検討の一環

ホンダ、米社とEV用電池開発で締結 次世代電池検討の一環

[東京 19日 ロイター] – ホンダは19日、米国の電気自動車(EV)用電池研究開発会社SESホールディングス(本社:ボストン、以下SES)とリチウム金属二次電池に関する共同開発契約を昨年12月に締結したと発表した。ホンダは独自に開発している全固体電池のほか、次世代電池として複数の選択肢を並行して検討しており、今回の契約はその一環。

EV用電池に用いられている現行のリチウムイオン電池には通常、負極に炭素系材料を使うが、リチウム金属二次電池は負極にリチウム金属を用いることで、現行電池よりも高いエネルギー密度が期待できる。

両社は今後、高い安全性と耐久性を備えた大容量の次世代電池の共同研究を進める。詳細な契約内容は非公表としている。

SESは、マサチューセッツ工科大学(MIT)出身のフー・チーチャオ氏が2012年に創業。同社には米ゼネラル・モーターズ(GM)、韓国の現代自動車やSKなどが出資している。

SESは特別買収目的会社(SPAC)のスキームでニューヨーク証券取引所への株式上場を計画している。ホンダはSPACの私募増資引き受けを通じ、ニューヨーク証券取引所に上場する会社の株式約2%を取得する予定。