米国株式市場=続伸、ナスダックは1月として過去最悪の下落回避

米国株式市場=続伸、ナスダックは1月として過去最悪の下落回避

[31日 ロイター] – 米国株式市場は主要株価3指数が続伸して取引を終えた。1月は不安定な値動きが目立ったが、ナスダック総合は1月として過去最悪の下落を回避した。S&P総合500種は1月として2009年以来の大幅下落となった。

米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制に向けて利上げを開始する見通しとなる中、ハイテク株やグロース(成長)株は割高感が一段と意識されている。

ナスダックはこの日、昨年3月以来の大幅高となったが、1月を通しては8.99%下落。取引序盤は1月として最大の下落率となった2008年1月の9.89%安を上回るペースで推移していた。

ノーバリー・パートナーズのデシオ・ナシメント最高投資責任者は「金利上昇は不可避であり、高PER(株価収益率)の銘柄は下落せざるを得ない」と指摘。賃金などコストが上昇する中、今後はインフレ圧力にうまく対処できるセクターに一段と投資家の関心が向かうだろう」と述べた。

この日はS&Pの主要11セクターが全て上昇し、一般消費財が3.8%高で上げを主導した。ただ、一般消費財は月間では9.7%安と他のセクターをアンダーパフォーム。月間で上昇した業種はエネルギーのみだった。

S&P500は月間で20年3月以来の大幅下落となった。

個別銘柄ではテスラが10.7%急伸。クレディ・スイスが投資判断を「アウトパフォーム」に引き上げた。

ボーイングは5.1%高。カタール航空からの受注を好感した。

一方、シトリックス・システムズは3.4%安。エリオット・マネジメントの関連会社とビスタ・エクイティ・パートナーズが負債を含め165億ドルでシトリックスを買収し、株式を非公開化することで合意した。

米取引所の合算出来高は126億7000万株。直近20営業日の平均は123億7000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 35131.86 +406.39 +1.17 34691.17 35148.14 34496.10

前営業日終値 34725.47

ナスダック総合 14239.88 +469.31 +3.41 13812.19 14242.90 13767.71

前営業日終値 13770.57

S&P総合500種 4515.55 +83.70 +1.89 4431.79 4516.89 4414.02

前営業日終値 4431.85

ダウ輸送株20種 15282.83 +234.21 +1.56

ダウ公共株15種 954.18 +13.15 +1.40

フィラデルフィア半導体 3483.21 +179.81 +5.44

VIX指数 24.83 -2.83 -10.23

S&P一般消費財 1454.45 +53.38 +3.81

S&P素材 530.58 +7.53 +1.44

S&P工業 852.34 +9.30 +1.10

S&P主要消費財 792.38 +3.80 +0.48

S&P金融 649.52 +5.75 +0.89

S&P不動産 297.02 +3.68 +1.25

S&Pエネルギー 502.93 +2.21 +0.44

S&Pヘルスケア 1530.46 +10.16 +0.67

S&P通信サービス 250.41 +5.86 +2.40

S&P情報技術 2843.88 +74.31 +2.68

S&P公益事業 351.67 +6.39 +1.85

NYSE出来高 14.70億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 27330 + 280 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 27310 + 260 大阪比