ECB、ロシアと関係が強い銀行の監視強化=関係筋

ECB、ロシアと関係が強い銀行の監視強化=関係筋

[フランクフルト 28日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)はロシアとのつながりが強い域内銀行への監視を強化した。関係筋2人が明らかにした。対象行にはオーストリアのライファイゼン・バンク・インターナショナルやロシアのVTB銀行の欧州部門が含まれるという。

西側諸国はウクライナに侵攻したロシアに強力な制裁を発動しており、この影響で既に破綻の瀬戸際に追い込まれている銀行もある。

ECBはロシアとのつながりが強い銀行に対し、従来より頻繁に流動性に関する報告を行うよう義務付けたほか、欧米の対ロシア制裁が各行のロシアとウクライナの資産および業務に与える影響について最新の情報を開示するよう求めた。

先週のロシアによるウクライナ侵攻以降、監視を強化しており、銀行監督担当者は現在、これらの銀行と毎日やりとりしているという。

ライファイゼン・バンク・インターナショナルのヨハン・シュトローブル最高経営責任者(CEO)はロイターへの文書で、同行のロシア子会社は「流動性が極めて厚く、資金流入を記録している」と述べた。

ECBはコメントを控えた。VTBにもコメントを求めたが、回答はない。