8月豪住宅価格、40年ぶりの大幅下落 シドニーで顕著=調査

8月豪住宅価格、40年ぶりの大幅下落 シドニーで顕著=調査

[シドニー 31日 ロイター] – 不動産コンサルティング会社コアロジックが31日公表した8月の豪住宅価格は、前月比1.6%下落した。金利や生活費の上昇で需要が低迷し、1983年以降で最大の下落率を記録した。

前年比の伸び率は4.7%にとどまった。昨年末のピーク時には21%を超えていた。

シドニーの値下がりが目立ち、前月比で2.3%、前年比で2.5%それぞれ下落した。21年の上昇率は25%を超えていた。

他の都市では、メルボルンが1.2%、ブリスベンが1.8%、キャンベラが1.7%下落した。主要都市全体では1.6%下落、前年比では3.8%下落した。

新型コロナウイルス禍でより広いスペースを求めて地方に引っ越す人が増えていたが、地方の住宅価格も値下がりし始め、8月は1.5%下落した。

コアロジックのリサーチディレクター、ティム・ローレス氏は、住宅価格は依然コロナ禍前の水準を大きく上回っているが、金利が上限に達し、消費者心理が上向くまでは、価格安定の可能性は低いとの見方を示した。